Dその後…


これを書いている今、母の退院から一ヶ月と三週間近く経ちました。

退院後、二週間経過で受診。
経過良好で一ヶ月後の受診を言い渡され、本日受診。
本日も無事に経過良好で、次は三ヶ月あけての受診予定です。

本当は二ヶ月あけて受診だったのが
母の「もう少し後がいい」の言葉で三ヶ月もあくことに。
次回予定のCTの予約状況もあるとはいえ、こんなに空けていいのか・・・。

母としては、お正月のザワザワや冬の寒さ、
それにインフルエンザの流行時期などを
避けたかったのではないかと思います。

それにしても三ヶ月。
先生からは「何かあったらすぐ来てください!」と
何度も言われました。

それはそうですよね。
いくら経過良好でも、まだ肺には水や膿が
少しだけ残っている状態ですから。

本当にこの水や膿がきれいさっぱり無くなるまで
長く長く経過観察で受診が続きます。
でも、経過良好だったら次はもっと間を空けての
受診になるのは非常に嬉しいことです。

しかし、この一週間、怒涛の日々でした。
なぜなら母が別の医療機関に入退院したから。

今月の10日くらいからでしょうか。
膀胱炎の症状が出て、市販薬を飲んでいたんです。

母は昔から、よく膀胱炎になっていました。
寒くなってきたことで水分の取り方が
減っていたんだと思います、

いつもの市販薬が今回は効きが悪く
症状がなかなか治まりませんでした。

そして11月16日、日曜日。
朝、私が起きていくと母はすでに起きていて
さっきまで寒気がひどくて震えていたと言います。

「病院に行く?」問うと
「嫌だ」の即答。

この前まで入院してたからなぁ…と無理強いはできず
見守ることに。

そして正午に事態は急変。
母がガタガタと震えはじめたのです。
寒い寒いと言うのでお日様に当たろう、と
庭に連れ出しました。

小さな台座に座らせて手足をさすりますが
腕を取ろうとするとその腕が母の胸元に戻っていきます。
もうそれは母の意識外、
身体が勝手に動いているように見えました。

これはマズイかもしれない・・・

やがて家の中に入ると言い出した母は
すぐに吐き気をもよおしトイレへ。

見られたくないのでしょう。
扉をきっちり閉められてしまい
私は外で様子を窺うことしかできません。
5〜10分程度の時間がやけに長く感じました。

その間にパソコンの電源を入れて、
泌尿器科で休日診療の病院を探し始めました。
意外と多くの候補が出てきたものの
ほとんどが午前診療のみ。

その中で1件だけ、同じ区域に終日診療の病院があったのは
本当に救いでした。

吐き気がおさまったのか、ヨロヨロと出てきた母は、
朦朧とした様子で上に羽織っていた上着を脱いで
横になりました。

その様子を見つめていた私が感じたのは違和感。
横になった母は、普通ならばリラックスするどころか
苦しさを感じるような体勢で動かなくなったのです。

これ、意識がなくなってないか・・・?

布団をかぶっても震えるくらいの寒気を感じる場合は
急いで病院に行ってください!
病院探しの中で目にした文章が頭をよぎります。

母の額に手を置くと、完全な高熱状態。
慌てて体温計を脇に挟みましたが、母はまったく
反応しません。

38.5℃
熱に弱い母がバッタリいくはずです。

体温計の音に反応した母に病院に行くよ、と
声をかけると「うん」とうなずきました。

病院に連絡をして、待ち時間や待っている患者さんの数を聞き
母の状態を説明して名前を伝えました。

保険証やお薬手帳、ブランケットに箱ティッシュ、
エチケット袋などを車に持ち込んで出発です。
もちろんマスクはきっちり付けて。

幸い車の中での母は、意識をしっかり取り戻していましたが
トイレから出てから自分で上着を脱いで横になったことを
まったく覚えていないようでした。

病院に着いて受付、尿検査に血液検査、診察。
結果は「腎盂炎」そして予想通り「入院」

医師からは
「入院して抗生剤の点滴おとして細菌をどんどん流しましょう」
とのこと。

母を窺うと素直に入院を了承しました。
私の負担を思ってのことでしょう。

熱が下がったら帰っていいと言われたので
肺炎の時と違い、ずいぶん気持ちはラクでした。

それから入院申込書や支払い保証書やらを書いて
案内された病室を見て、母と別れて帰宅。

個人病院なので書類関係は簡潔でしたが
日用品のサービスは無いので入院での必要物品をかき集めて
夜遅くに病院へUターンしました。

気がかりだったのは、その週の金曜日に、
肺炎の経過観察の診察予約を入れていたことです。

母が、ヘロヘロの状態で行きたくないと言うので
日にちを延ばせないか月曜日に病院へ電話をしようと
思っていたのですが、夜には考えが変わっていました。

なんでも婦長さんに金曜日にそちらに行かなければならないから
それまでに退院したいと伝えたのだそう。
母としては、早く退院したい+予約診療を延ばし延ばしにしたくない
という思いだったのでしょう。

それに対し
「それでは木曜日退院を目標にして治療計画を立てます」
と婦長さん。

そして、無事に木曜日に退院。
さらに、無事に金曜日に肺炎の経過観察の診察を終えました。


なかなかに疲れました・・・。


気持ちはラクとはいえ、熱が下がれば退院、でしたから
毎日いつかいつかと気を張っていました。

肺炎の時は長くなることがわかっていたので
自分のペースを保ちつつ、休憩を入れながら
家事などをこなすことができていましたが
今回は何もできず・・・。

なにしろ一気加速で物事が進みましたから・・・。

寒くなって庭のお世話がグッとラクになっていたことが
本当に救いでした。

それでもなんとかクリアです。

本当に心配なのはこれから。
寒さにインフルエンザ、コロナと盛りだくさんの季節。

二度と同じ轍を踏まないよう、しっかりと母の方を
向いていようと思います。




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