A入院+面会謝絶で…9月2日 ネットで予約していた発熱外来はお断りされたため (予約した時間帯は患者が多くてムリらしい) かかりつけ医の元へ行くことになりました。 血液検査をしたところ、白血球数と炎症反応の数値がオカシイ! ということで胸のレントゲンを撮ることに。 結果は肺炎。 レントゲン画像で左肺が真っ白になっていました。 大きい病院に紹介状を書くから、明日の朝、8時半までに 受診に行くように言われました。 少し遠い病院だったので、近場の病院にできないか 相談しましたが 「とにかく一度、呼吸器の専門医に診てもらった方がいい。 その後は病院を変えてもいいから」 とのこと。 心苦しいながらも職場に連絡し、次の日も休みをもらいました。 遠い病院へ行かなければならないことを面倒くさがる母の横で 病院の駐車場の確認などをしながらその日は過ごしました。 翌9月3日 少しの緊張のせいか早く目が覚めました。 それは母も同じだったようで、私が起きていく頃には すでに台所でそわそわしていました。 朝食をとってもまだ7時前。 受診する病院は市街地にあり、朝は通勤の人たちで大渋滞の道路です。 早いけどもう出る?と尋ねると、行く、と母はうなずきました。 7時15分頃に家を出発。 1時間くらいかかるとふんでいたのですが、大渋滞の時間帯には まだ少し早かったようで、予想よりもスムーズに進みました。 8時前には病院に到着。 早く出てきたことで、建物の入口前の駐車スペースを 確保できたことは幸いでした。 受付と問診票の記入をして待っていると 風邪症状があるからと別室での待機に。 1時間近く医師を待つ間、母は椅子に座りっぱなし。 私は売店で麦茶やおにぎりを買ってきたりと病院内をウロウロ。 医師が顔を出して少し話をした後、 血液検査とレントゲン検査へ。 とにかく何かひとつ終わらせた後の待ち時間が長く 外来患者さんの合間に医師が来る、といった感じです。 そろそろお昼という頃、医師から入院した方がいいと 言われました。 白血球の数値が、昨日よりもさらに倍増していたのです。 しかし、この時の母はまだスタスタと歩けるくらい 動けていたので、入院に納得できない様子でした。 通院がいい、と入院を拒否する母に 「う〜〜ん・・・」 と考えていた医師がCT検査を追加。 きっと入院拒否の姿勢の母を説得するための 材料だったのだと思います。 CT検査の結果、医師から言われたことは 「コロナにも罹っているけど、もうほとんど終わりがけ。 コロナで免疫力が落ちたところに細菌が入り込んだ。 肺に水が溜まっている。 通院治療では完全に治せる自信がない」 さすがに観念した母の横で私もホッとしていました。 正直なところ、通院となれば毎日抗生剤の点滴に 通うことになるわけです。 じゃあ送迎は?家でどうお世話をすれば?と不安でした。 反面、母はこの時、最終的に肺に水が溜まって亡くなった人を たくさん見てきたから自分ももうダメだと思っていたそうです。 入院が決まってから一気に慌ただしくなりました。 入院に関する説明を受けて 入院申込書やらたくさんの書類に目を通して その場で渡せる分は記入して渡して 病院で扱っている日用品のサービスのコースを決めてと とても目まぐるしい時間でした。 やがて病室の準備も整い、看護師さんに付き添われて母は病室へ。 その際に言われたのは 「面会謝絶」 え・・・??・・・面会ダメなの・・・?? 母も、そして私も動揺していたのでしょう。 別れる時に母はたった一言「じゃあね・・・」と言っただけでした。 私は私で、看護師さんに挨拶するのが精一杯。 母には「うん・・・」と返すことしかできませんでした。 心の中にあったのは 「しまった・・・・・・」 ただそれだけです。 静まり返った家の中でしばらく呆然としていました。 もらった入院書類の見直しなどをしながらも 頭の中はまだ混乱していました。 看護師さんに挟まれてしょんぼりとした様子で 「じゃあね」と小さく手を振る姿と 肩を落として力なく病室に向かう背中が 頭から離れませんでした。 なぜもっと言葉をかけてあげられなかったのか。 肝心な時に言葉の出てこない自分にとてもイラつきました。 その夜、姉や妹に母の入院の連絡をしましたが 頭の中も胸の中も、ずっとぐるぐるしたままでした。 |